ゴー宣DOJO

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ちぇぶ
2023.4.8 07:24

200万の件を来島と松陰と新選組に照らすと

門下生メーリングリストの投稿を紹介します。

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こんばんは。ケロ坊です。

200万円の件ですが、明らかにおかしいと思っています。

僕はいろんなデザインを無償でやってたりしますが、
それは自分が培ったスキルが公論イベントの役に立てばという思いでやっています。
多かれ少なかれ皆さんそうでしょう。
それが公サポの基本的なスタンスであって、小林先生に迷惑をかけるなど言語道断です(合体ロボの腕が頭を殴りつけてどうする)。
今回の件を自分に置き換えるなら、「私がデザインやります!」と大見得切って言い出しておいて、
クソダサなデザインしか上げられずにリテイクを出されまくった挙句、もう(勝手に)作っちゃったのに〜と泣き言を言い出したようなものです。
リテイクへの修正力も含めてトータルで仕事に決まってるじゃないですか?
それができるスキルがなかったなら、最初からやるなとしか言いようがありません。

僕がゴー宣道場で設営をやるようになったのは大東亜論がきっかけで、公サポに玄洋社を重ねたりしてるので、
今回のことが来島恒喜だったらどうしたかということも考えましたが、
来島なら小林先生(頭山)に何と言ってもらおうと、200万は自分で被るでしょう。
それが覚悟というものです。
覚悟がなかったのは甘えでしかありません。
「なんだかんだで自分は救われるはずだ」とか思ってるなら、戦後サヨクかお前はって話です。

ところで、倉山や男系派やワクチン医者の主張を読んだりしていると、根本的に人間性がおかしいという思いが湧いてきます。
なので皇統問題ともワクチン薬害とも直接関係ないのは百も承知で、
幕末の志士の言行録の本を読んでみたりするのですが(読スメで買った『群像の羽撃き』)、
そこにはドンズバなことが書いてありました。
例えば吉田松陰は、アメリカ総領事のハリスを斬るべしと言う人に向けてこう言ったそうです。
「ただ悲憤慷慨して正義家ぶるのは、世俗的な功名心にすぎない。私はこの種の意見を吐く人をもっとも憎む。
実行できもしないことをいたずらに大言するものではない。」
「そこまで君が斬るのが正しいと思っているのなら、必ず実行されよ。
そうでなかったら大言をろうする徒に終わってしまうぞ。」
「事を論ずる時は、自分の置かれてる立場、自分自身の事から意見や見解を始めるべきである。それが着実というものだ。」
来島もこの気概で、事を成してから自分の首に短刀を突き立てたのでしょう。
今回のプニュックスの行為のどこにそんな気持ちがあるでしょうか?
家入レオやらアニソン歌手やらを呼びたかったという私心しか感じられません。

また、どこで知ったかは忘れましたが、
新選組が「誠」の字を旗に書いていたのは、
「誠」は「言ったことを成す」と書くから、という説があるそうです。
つまり「武士に二言はない」=「言ったことは必ず実行する」ということであって、
自分がそうでなくなったら腹を切るし、言いっぱなしで無責任な奴は許さないという意味でもあるでしょう。
この説で新選組がこの文字を採用したということが納得できました。
誠実さというのは、優しそうに見えて、ものすごく厳しい面もあるということですね。

やはりこの考え方でも、200万の請求は士道不覚悟以外の何物でもありません。
「私は武士じゃない」とか言うかも知れませんが、
ゴー宣道場の議論を見てきたなら、また大東亜論を読んでいるなら(プニュックスは頭山が植えた木のこともバスツアーで解説していた)、
来島や頭山が凄い人であることは当然知っているわけで、
武士の考え方なんて自分には関係ないなどとは言わせません。

ちぇぶ

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